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後半戦7試合でわずか1勝…長谷部誠が語るフランクフルトの低調の要因とは?「選手のほとんどが…」

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長谷部誠が語るフランクフルト低調の要因

2日に記者会見に臨んだフランクフルトの元日本代表MFの長谷部誠はチームが抱える課題について指摘した。

昨夏に就任のオリヴァー・グラスナー監督の下でフランクフルトは10月末までバイエルンには勝つもそのほかのリーグ戦9試合は6分け3敗と低調なスタート。11月からは年末まで6勝1敗と調子を上げていた一方で、後半戦はわずか1勝と再び調子を落としている。

会見では長谷部は不調の要因について言及。現地メディアの記者にチームのデュエルでの弱さについて問われると「デュエルの勝率は確かに低いです。だが、走行パフォーマンスやそのほかは悪くないです。ただ、スタッツはさほど参考にならない場合もあります」と返答。「課題は、(調子が)安定していないところにあると自分は考えます」と指摘した。

「今シーズンは序盤は難しい時期が続き、11月~12月は調子が良かったですが、現在は(後半戦に入ってからの)7試合で1勝1分け5敗…。選手のほとんどがトップパフォーマンスを出せていません。例えばトラッポ(GKケヴィン・トラップ)は好パフォーマンスを維持しています。でも改善するためには選手5~7人が良いパフォーマンスを出すことが必要です。調子があまり良くない選手は3~4人ならほかのプレーヤーが助けられますからね」

また記者は先月19日のケルン戦で途中出場しながら終了間際に交代された同胞の鎌田大地についても質問。長谷部は次のように語った。

「彼のここ3~4試合ほどのプレーはあまり良くなかったと言わなければいけません。だが、数週間前のアウクスブルク戦はゴールを決めてくれて、パフォーマンスも良かったです。サッカーは移り変わりが早く、彼ももうすぐまたピッチで自分の力を見せてくれると信じます。ここ数週間、彼は打撲やその前のケガにより少し不運な面もありました。いずれにしても僕らには彼のクオリティが必要です」

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