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遠藤航が2試合連続ゴール!0-2からの逆転劇をけん引! 降格圏シュツットガルトを10試合ぶり勝利に導く

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日本代表MF遠藤航が2得点に絡み、逆転劇をけん引

[3.5 ブンデスリーガ第25節 シュツットガルト 3-2 ボルシアMG]

 ブンデスリーガは5日、第25節を行い、日本代表MF遠藤航とDF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトボルシアMGと対戦し、3-2で逆転勝利をおさめた。遠藤と伊藤はフル出場。遠藤は2試合連続ゴールとなる追撃弾を挙げ、0-2からの逆転劇をけん引。2得点に絡み、チームを10試合ぶりの勝利に導いた。

シュツットガルトはキャプテン遠藤がインサイドハーフ、伊藤が4バックの左センターバックでプレー。自動降格圏の17位に沈む中で2022年初勝利を目指すが、出鼻を挫かれ、前半14分と35分に失点。2点ビハインドから反撃に出ると、遠藤が2試合連続ゴールで反撃の狼煙を上げた。

前半38分、遠藤は相手のプレッシャーを回避しながらセンターサークル内をドリブルで運び、左のDFボルナ・ソサに展開。ソサのパスでFWティアゴ・トマスが抜け出すと、PA内左を縦に仕掛けてクロス。これは相手DFにブロックされたが、クリアボールが遠藤の足元にこぼれ、PA内から迷わず右足を振り抜く。対峙した相手DFの股下を抜いたシュートは他のDFに当たって軌道が変わり、ゴールマウスへと吸い込まれた。

頼れるキャプテンが追撃弾。1-2で前半を折り返すと、遠藤は後半6分、右サイドのタッチライン際から絶妙なスルーパス。遠藤が起点になった攻撃から、最後はMFクリス・フューリッヒがヘッドで押し込み、2-2に追いつく。遠藤が2得点に絡む活躍ぶり。前節は土壇場で逆転負けを喫したが、この日は待望の歓喜が待っていた。

後半38分、左FKの流れからソサが鋭いドリブルで左サイドをえぐり、ゴールライン際からマイナス方向にラストパス。カライジッチが右足シュートでネットを揺らし、逆転ゴール。0-2から試合をひっくり返したシュツットガルト。これが決勝点となり、シュツットガルトは昨年12月11日のボルフスブルク戦(○2-0)以来、10試合ぶりの勝利を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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