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「早く、早く、早く」…指揮官がゴールを演出!? アルテタの素早いアクションから生まれた決勝点

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アーセナルミケル・アルテタ監督

 アーセナルミケル・アルテタ監督が決勝点に“関与”した。英『フォーフォートゥー』が伝えている。

 6日に行われたプレミアリーグ第28節でワトフォードのホームに乗り込んだアーセナル。前半5分にMFマルティン・ウーデゴーアの得点で先制すると、同11分にワトフォードに追い付かれながらも、同30分にMFブカヨ・サカがネットを揺らして勝ち越しに成功する。

 そして、アルテタ監督が一仕事やってのけたのが後半7分だった。ワトフォードの選手がサイドチェンジしたボールがタッチラインを割ると、反応したのがアルテタ監督。ボールを拾って素早くサカに手渡すと、スローインの流れからDFセドリック・ソアレス、ウーデゴーア、FWアレクサンドル・ラカゼットとつながり、最後はFWガブリエル・マルティネリが豪快に蹴り込んだ。

 アルテタ監督がすぐさま反応したことで、ワトフォードの守備が整わず。後半42分に1点を返されたこともあり、マルティネッリの得点が決勝点となって3-2の勝利を収めることになった。

 試合後、得点“関与”を問われたアルテタ監督は「私は何も知らない」と軽くいなしつつ、「ただ、もし、それが我々が望むものを得るのに少しでも役に立ったのなら、それこそが我々に必要なことだ。誰もが何らかの形で貢献したいし、私にもその機会があったのだから良いことだと思う」と続けている。

 また、ボールを受け取ったサカは「ボールが出ると、彼(アルテタ監督)はすぐにつかんで『早く、早く、早く』と言ったんだ。素早いスローインができて、そこから3点目が生まれたんだ」と指揮官の“アシスト”に感謝している。

※アルテタ監督の得点“関与”は1分46秒~


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