リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネがサッカー界で理解するのが難しい価値観があることを認めた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。

　世界的なスター選手となった現在も派手な生活を好まず、謙虚で穏やかな性格の持ち主として知られるマネ。フランス『レキップ』のインタビューで華やかなライフスタイルを送るFWクリスティアーノ・ロナウドやFWネイマールについて聞かれた際、次のように答えた。

「僕はSNSで彼らをフォローしている。それだけで十分だ。彼らが送る信じられないような生活は大好きだけど、僕には向いていないと思う」

「あまり批判的な人間だという印象は与えたくないけど、自分が育った環境と比べると、サッカーには少しイラッとする価値観があるのは事実だ」

「でも批判するのではなく、距離を置くことを好んでいる。一番大事なのは変わらないことだし、変われなかったことだと思っているよ。小さな町から来た少年にとって、これは大きな勝利だ」

　セネガルの小さな村で育ったマネは、サッカーで成功を収めた今も母国のために寄付や物資提供などの支援を続けている。

　先月にはセネガル代表をアフリカネイションズカップ初優勝に導き、母国に歓喜をもたらした。ことサッカーに関しては、野望は尽きることはない。インタビューで最大の夢を尋ねられたマネは「セネガルでワールドカップを制覇することだ」と次なる目標を語った。

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