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失点に絡んで顔を覆ったニューカッスルDF、指がないことにファン衝撃

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ニューカッスルに所属するDFダン・バーン

 ニューカッスルのDFダン・バーンが13日のプレミアリーグ第29節チェルシー戦(●0-1)でファンに驚きを与えたようだ。イギリス『スポーツ・バイブル』が伝えている。

 敵地に乗り込んだニューカッスルは終盤までスコアレスで耐えていたが、後半44分にチェルシーのMFカイ・ハバーツに決勝ゴールを献上。このシーンでハバーツにマークを外され、両手で顔を覆って悔しがるバーンがアップで映し出されると、薬指が欠損している右手に大きな注目が集まった。

 同メディアは「多くのサッカーファンがこの事実を知っていたが、また多くの人にとってはニュースだった」とし、その経緯を紹介している。

「それは彼がちょうど13歳の時に起こった。バーンは指輪をしていて、突起のついたフェンスを登ろうとしたのだが、指輪が突起に引っかかり、指が完全に引き裂かれたのだ」

「サッカー選手としてのキャリアに直接の影響はなかったかもしれないが、あの日から立ち直ったことは、とても大きな称賛に値する」

 現在29歳のバーンはユース時代にニューカッスルなどでプレーし、2009年にダーリントンでプロデビュー。今年1月にブライトンから2年半契約でニューカッスルに完全移籍した。201cmの長身を生かし、プレミアリーグ直近6試合連続でセンターバックとして先発フル出場している。

 また、チェルシー戦では前半にハバーツに肘打ちを喰らいながらも、同選手が退場とならなかったことが物議を醸した。

 バーンは「もし逆の立場だったら、僕はピッチに立っていなかっただろうね。でも審判は彼がずっとボールを見ていたから、レッドカードにならなかったんだと言っていたよ」と話している。


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