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前節ベンチ外の南野拓実にクロップ「本当に辛い決断」…現リバプールは「キャリア最強のスカッド」

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リバプールFW南野拓実

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、現チームへの満足感を示している。

 今季はすでにリーグカップ優勝を達成、プレミアリーグやFAカップ、チャンピオンズリーグでもタイトル獲得の可能性を残すリバプール。イングランド史上初の4冠へ向け、重要なシーズン終盤戦を戦うことになる。

 そんなリバプールを率いるクロップ監督が、『スカイスポーツ』の独占インタビューに応答。現チームはこれまでのキャリアで「最強」と断言し、満足感を語っている。

「もちろんそう(最強)だ。面白いことに、ルイス・ディアスを除けば開幕当初とメンバーは同じ。これだけ強力なスカッドがあったのに、起用できなかっただけなんだ。今は全員が起用できる。待ち望んでいたメンバーだよ」

「今なら(戦術的なローテーションが)できる。この期間の負荷や強度を考えると、常に頭の中にはあるよ。ボビー(ロベルト・フィルミーノ)が戻ってきたので、また別の選択肢が増えた」

 そして、「その上でディボック(オリギ)とタキもいるんだ。クレイジーだよ」とコメント。今季はカップ戦を中心に9ゴールを奪い、リーグカップ制覇に大きく貢献したFW南野拓実について語った。前節ブライトン戦(2-0)ではベンチ外となっている日本代表FWだが、指揮官は以下のように答えている。

「彼にとっても、私にとっても信じられないほど辛い決断だった。こういったことは本当に大変なんだ。タキは素晴らしい状態にあるんだけどね」

 さらにクロップ監督は、「これだけスカッドのサイズが大きいと、このまま全員が一緒にいられることはないだろう。アピールするために十分な機会を得られていない選手がいるのは確かだ。夏に何が起きるのかを見て、そうした状況の解決策を見つけることになる」と、選手が多すぎると認めた。その上で「だがグループの中心はとどまらなければならない。それは間違いない」と続けている。

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