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田中碧フル出場のデュッセルドルフは新型コロナから主力復帰も…2試合連続の後半AT被弾で痛恨ドロー

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フル出場を果たしたMF田中碧

[3.19 ブンデスリーガ2部第27節 デュッセルドルフ 1-1 ハンブルガーSV]

 ブンデス2部は19日、第27節を行った。日本代表MF田中碧が所属するデュッセルドルフはホームでハンブルガーSVと対戦し、1-1のドロー。田中はフル出場を果たしている。

 前節・パーダーホルン戦(△1-1)を新型コロナウイルスの影響で主力を欠いたデュッセルドルフ。同U-23チームからDF内野貴史ら若手選手を補充して試合に臨むと、後半アディショナルに同点とされたが、危機的な状況で勝ち点1を積み重ねていた。

 デュッセルドルフは今週初めから主力が徐々にチームに戻ると、FWロベルト・ボジェニク、DFアンドレ・ホフマンらが戦列に復帰。トップチームに帯同していたU-23チーム所属の内野、MFティム・ケーテルの2人はベンチ外となった。

 試合は前半をスコアレスで折り返すと、後半も得点が生まれず時間だけが過ぎていく。それでも、ホームのデュッセルドルフが先にゴールネットを揺らした。

 後半35分、右サイドでコーナーキックを得たデュッセルドルフは、キッカーのDFハリド・ナライが変化を加える。クロスをあげると見せかけてペナルティーエリア外右のDFアダム・ボジェクに鋭いパス。そのボールをボジェクがコントロールから右足で狙いすますと、意表を突かれたHSVのGKダニエル・ホイヤー・フェルナンデスは反応しきれず。シュートはゴールに吸い込まれていった。

 試合終盤にリードを奪ったデュッセルドルフ。しかし、終了間際に追いつかれてしまう。HSVは後半アディショナルタイム3分、左サイドから蹴り込まれたコーナーキックをニアサイドでDFファリデ・アリドゥが触ったボールが走り込んで来たFWロベルト・グラッツェルの頭に当たってゴールイン。土壇場で試合を振り出しに戻した。

 デュッセルドルフは2試合連続のアディショナルタイム被弾で1-1ドロー。勝ち切ることができなかった。

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