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降格危機に瀕するエバートン、FA杯でも完敗…ランパード「私には魔法の杖がない」

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エバートンフランク・ランパード監督

 エバートンフランク・ランパード監督は、チームのメンタリティに問題があると指摘した。

 20日に行われたFAカップ準々決勝でエバートンは敵地でクリスタル・パレスと対戦。プレミアリーグで大苦戦して残留争い真っただ中のエバートンは、この試合でもピリッとせず前後半に2ゴールずつを許して0-4でクリスタル・パレスに完敗した。

 リーグ戦で上位を争えるメンバーを揃えながら低迷を続けるチームの現状についてランパード監督は試合後に「人々の頭の中に入り込み、スカッド全体のレジリエンスを変えることのできる魔法の杖を私は持っていない。まだ我々の取り組みは進行中だ」と話し、以下に続けた。

「我々にとって難しいことは、リーグにおいて十分な時間がないということだ。私は監督だが、スイッチ一つでみんなの考えを変えることは不可能だ。私だけではなく、敵地まで駆け付けた4000人のファン、家で観戦した人たちにとってフラストレーションの溜まる試合だった」

「今日は決して悪いプレーではなかったし、パレスがとても良かったわけではなかったが、0-4で敗れた。自信の欠如が原因だ。戦術の問題ではない。戦術面に関しては最初の20分で十分に示し、パレスは自陣から抜け出せなかった。しかし、ゴール前で決定力がなければゴールを奪えない。それに簡単にボックス内に入られてフィニッシュにまで持ち込まれれば、簡単に得点を奪われる。至って基本的なことだ」

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