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悪夢から9か月…デンマーク代表FWクリスティアン・エリクセンが出場から“わずか2分”、復帰戦でゴール

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デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン

 MFクリスティアン・エリクセンデンマーク代表復帰戦でゴールを決めた。

 エリクセンは昨年6月、EURO2020グループリーグ初戦のフィンランド戦の試合中にピッチ上で倒れ、一時心停止状態に陥った。それでも懸命な救命活動の末に蘇生を果たすと、現在は植え込み型除細動器(ICD)を装着して戦線に復帰。プレミアリーグのブレントフォードで着実に出場時間を伸ばしてきた。

すると、デンマークサッカー協会は15日、エリクセンを国際親善試合2試合を戦うデンマーク代表に選出。エリクセンは約9か月ぶりに国際舞台に帰ってくると、26日に開催されたオランダ代表との試合で見事な代表復帰を果たした。

 この試合にベンチ入りしたエリクセンは、後半開始からピッチに送り込まれると、出場からわずか2分後のことだった。右サイドをDFラスムス・ニッセンとのワン・ツーで抜け出したFWアンドレアス・スコフ・オルセンがマイナス気味にグラウンダーのクロスを送ると、そこには10番の姿。狙いすましたエリクセンの強烈なシュートは、ゴール左上に突き刺さり、代表復帰戦でさっそくネットを揺らして見せた。

 試合は2-4で敗れたものの、エリクセンは45分間プレー。デンマーク代表の10番は、今年11月に開幕するカタールW杯のメンバー入りに向け、アピールを続ける。

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