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チームバス襲撃に石の投擲、レーザーポインター照射、人種差別…。エジプトサッカー協会がセネガルサポーターの行為に対して声明を発表

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 エジプトサッカー協会は29日、カタール・ワールドカップのアフリカ最終予選で起こったFWモハメド・サラーに対する人種差別発言に関する声明を発表した。

 エジプトは29日、カタール・ワールドカップのアフリカ最終予選第2戦でセネガル代表と対戦した。第1戦はホームのエジプトが1-0で勝利。しかし第2戦は0-1で敗れると、試合は延長戦でも決着がつかずにPK戦へ。エジプトはこのPK戦を1-3で落としてワールドカップ出場を逃すことになった。

 エジプトサッカー協会によると、選手たちはウォーミングアップの際にセネガルのサポーターからペットボトルや石を投げつけられていた模様。同協会のインスタグラム公式アカウントが事件の写真を投稿した。

 また、PK戦ではサラーに対して緑色のレーザーポインターで妨害。さらには人種差別的な発言も行なわれたようだ。

 今回の件を受けてエジプトサッカー協会は次のような声明を発表している。

「エジプト代表チームは、スタンドから人種差別的な攻撃を受けた。選手全員に対するものだったが、特にサラーはより攻撃的なサインを受けている」

「さらにウォーミングアップをしている選手たちに対してもボトルや石が投げつけられた。チームバスの窓ガラスも割られるなどの暴力行為も受けている。声によってケガした人もいた。証拠としてビデオと写真が残っている」
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