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ロナウジーニョがメッシへのブーイングに苦言「世界一の選手にブーイングをして、誰になら拍手するんだ?」

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ロナウジーニョ氏がメッシを擁護

 元ブラジル代表のロナウジーニョ氏が古巣パリSGのファンによるFWリオネル・メッシへのブーイングに対し、持論を語った。スペイン『アス』が伝えている。

 パリSGは9日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリー戦で1-3の逆転負けを喫し、2戦合計2-3でベスト16敗退。メッシはFWネイマールと共にスケープゴートにされ、13日のリーグアン第28節ボルドー戦(○3-0)ではホームのファンから大ブーイングを浴びせられた。

 ロナウジーニョ氏はパリSGの敗戦に見解を示した上で、フランスで苦戦が続くメッシを擁護。さらにファンのブーイングに苦言を呈している。

「サッカーとはそういうものだ。2つの偉大なチームなんだ。マドリーはチャンピオンズリーグで素晴らしい歴史を持っている。このような試合では何が起こるか分からない」

「メッシは長年、常に同じようなプレーをしているクラブでまったく違うサッカーをしてきたので、今季は難しいと思う。彼はただ適応することが必要で、あとは自然に身につくだろう。それが普通だよ。彼には時間が必要なんだ」

「(ブーイングは)理解できない。メッシに口笛を吹いたら何も残らないじゃないか! 世界一の選手にブーイングをして、誰になら拍手するんだ? 理解できないよ」

 メッシとネイマールにとってバルセロナの大先輩でもあるロナウジーニョ氏は「メッシやネイマールの問題ではないと思う。チャンピオンズリーグで優勝できないことに、ファンは不満を持っていた。パリSGの二大巨頭はネイマールとメッシだから、彼らに対して少しうるさかったのは当たり前だ。ファンは2人だけでなく、全ての選手に不満を持っていると思うよ」と主張し、「でも、それがサッカーだし、しばらくすれば正常な状態に戻るはずだ」と語った。

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