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名将サッリがイタリアサッカーに警鐘「30〜35年遅れている」

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ラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督

 ラツィオマウリツィオ・サッリ監督がセリエAのスタジアムのピッチ状態に苦言を呈した。イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

 イタリア人指揮官は2日にホームで行われたセリエA第31節サッスオーロ戦(○2-1)の前日会見で、W杯欧州予選敗退となったイタリア代表に関する話題の中で次のように語った。

「ここでは30〜35年遅れているのにもかかわらず、誰も設備について話さない。私がピッチに関する話をすると、文句を言っていると言われる」

「私たちは、このような細部へのこだわりを欠いた代償を払うことになったのだ。ブンデスリーガやプレミアリーグをテレビで見て、チャンネルを変えてセリエAの試合を見たら、『ここは一体どこなんだ』と思うだろう」

 イタリアは3月24日に開催されたカタールW杯欧州予選プレーオフ準決勝で北マケドニアに0-1で敗北。2018年のロシアW杯に続き、2大会連続で出場権を逃した。

 改革の必要に迫られる中、63歳の名将はその1つとしてイタリアのピッチコンディションをもっと良くすべきだと考えているようだ。

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