シュツットガルトは7日、尚志高出身のU-21日本代表DFチェイス・アンリ(18)の加入を正式に発表した。7月1日からの複数年契約。昨年秋に行われた2週間のトライアルでその才能を見出された。

　神奈川県出身のアンリはアメリカ人の父と日本人の母を持ち、そのルーツから身体能力の高さが持ち味だ。188㎝の高さに快足を兼ね備えるセンターバックで、尚志高では、守備の要として活躍。日本高校選抜や年代別日本代表の経歴を持ち、18歳ながらU-21日本代表にも選ばれている。

　クラブによると、アンリは加入後、ドイツ4部を戦うシュツットガルトU-21でプレー予定。先輩のDF伊藤洋輝もU-21チームのスタートから、現在はトップチームの先発メンバーに名を連ねているだけにアンリへの期待値も高い。ユースアカデミーのディレクターを務めるトーマス・クリュッケン氏は、次のようにアンリを評価している。

「アンリは私たちと14日間ともにトレーニングを行い、私たちを納得させることができた。彼は頑丈なフィジカルのデュエルに長けるディフェンダーで、1対1が強み。身体能力に加え、スピードもあり、パスワークも良い。彼が我々のコンセプトと、U-21チームでさらに成長するというここでの道を選んでくれて嬉しく思う」

以下、プロフィール

●DFチェイス・アンリ
■生年月日
2004年3月24日
■身長/体重 ※全国高校選手権時
185㎝/78kg
■代表歴
20年:U-16日本代表候補
20年:U-17日本代表
21年:U-18日本代表候補
21年:U-20日本代表候補
21年:U-22日本代表
22年:日本高校選抜
22年:U-19日本代表候補
22年:U-21日本代表
■経歴
FC湘南Jrユース-尚志高

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