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「レアル・マドリー戦後に失望と怒りがあった。我々ももっとやれる」トゥヘルが調子落とすチームの奮起に期待

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チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督

 チェルシートーマス・トゥヘル監督は、レアル・マドリー戦後に怒りを抱いたことやプレミアリーグ3位が確定していないことについて語った。

 現在ここまでプレミアリーグ3位に位置するチェルシー。しかし、前節にスタンフォード・ブリッジでブレントフォードに1-4で完敗し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦のレアル・マドリー戦でも本拠地で1-3で敗れるなど、インターナショナルブレイク明けから連敗中だ。

 9日には敵地でサウサンプトンとの一戦を迎えるチェルシーのトゥヘル監督は、8日のプレスカンファレンスの中で「リバプール戦に負けたとき、結果に失望はしたが、パフォーマンスにはかなり満足していた。しかし、ブレントフォードやレアル・マドリーの翌日はとても異なる気持ちを抱いた」と話し、以下に続けた。

「我々がレアル・マドリー戦でとても大きなチャンスを失ってしまったといったような気持ちを私は抱いた。チャンピオンズリーグの準々決勝でプレーすることは当然のことではない。とても大きな相手と対戦するとても大きな夜だったが、我々は自分たちのベストを出せなかった」

「これが我々が失望し、怒りを感じた理由だ。試合後、私は自分の感情を隠すことができなかった。しかし、我々がどれだけもっと良いプレーをできるか、我々にとってどれだけらしくないミスやパフォーマンスだったかを私は理解している」

 さらに、トゥヘル監督はプレミアリーグ3位の座すらまだ確保できていないことを強調した。

「もちろん、私には自信があるが、すでに確定したわけではない。ここは世界で最も厳しいリーグだ。どのようにこのシーズンを苦しんでいるのか我々全員が理解している。もっと高いレベルでプレーできると思うが、そうできなければチームはクオリティを失う。このことをこの5日間で証明してしまったから、心にとどめておく必要がある。3位のために戦うことを恥じるべきではない。とてもタフなリーグなんだ。私は選手とスタッフを信じているからもちろん自信がある」

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