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地を這う“カミソリシュート”! あり得ない直接CK弾にFIFAも注目

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南米で驚きのゴール

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)が主催するクラブチームの国際大会「コパ・スダメリカーナ」で奇跡的なゴールが生まれた。

 欧州でのUEFAヨーロッパリーグ(EL)に相当する同大会で全世界の注目を集めたのは、8日に行われたバルセロナSC(エクアドル)とモンテビデオ・ワンダラーズ(ウルグアイ)の一戦だ。

 後半9分に迎えたバルセロナSCの右CKの場面で、キッカーのMFダミアン・ディアスがクイックモーションから右足でシュート。指示を出しながら前に出ていたGKの隙を突き、アウトにかかったグラウンダーのボールが見事にゴールへと吸い込まれた。

 試合は4-2でバルセロナSCに軍配。D・ディアスのゴール動画はすぐにSNSで拡散され、国際サッカー連盟(FIFA)やCONMEBOLの公式ツイッターもプスカシュ賞(年間ベストゴール)候補として取り上げるなど、大きな反響を呼んだ。

 D・ディアスはアルゼンチン『オレ』のインタビューに応じ、「GKがゴールエリアの外で指示を出すなど、通常ではあり得ないような状況を試合で目にすることがある。そして僕はやってみたんだ。入るかは考えずにトライした。何よりもギャンブルで、運良くボールが入ったという感じだよ」と振り返っている。

 プスカシュ賞に推す声については「ちょっと急ぎすぎかな。美しいゴールを決める選手は何人もいるし、ワールドカップもある。年末まで重要なゴールがたくさん生まれるだろう。僕にとっては大切な褒め言葉だ。もし(プスカシュ賞に)選ばれたら歓迎したいね」と話した。

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