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アギーレ、久保建英ベンチスタートの理由明かす「彼は一回の練習が悪くて先発から外れた。だが今日はファンタスティックだった」

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MF久保建英

 マジョルカは9日のラ・リーガ第31節、本拠地ソン・モッシュでのアトレティコ・マドリー戦に1-0で勝利した。ハビエル・アギーレ監督は試合後会見で、MF久保建英が途中出場だった理由を説明している。クラブのオウンドメディアが会見の様子を伝えた。

 久保は日本代表から合流した直後だった前節ヘタフェ戦に続き、アギーレ監督政権下で2戦連続のベンチスタート。しかしながら54分からFWイ・ガンインとの交代でピッチに立つと、攻守にわたってインテンシティーの高いプレーを見せた。マジョルカはDFパブロ・マフェオがDFヘイニウド・マンダヴァのファウルを誘発してPKを獲得し、キッカーのFWヴェダト・ムリキがこれを決め切って勝利。連敗を7でストップさせる8試合ぶり白星で、降格圏から脱出している。

 元日本代表監督は試合後、久保が本当は先発するはずだったことを告白。しかし練習の姿勢が気に入らず、ベンチに置いて奮起を促したとのことだった。

「タケはこの1週間を通して先発組だった。しかし私は何も、何も好きじゃなかったんだ。彼を(先発組から)外して、本人に最初からはプレーさせないと言ったよ」

「実際の彼はプレーするに値した。私がスタメンを一人ひとり決めていく一回の練習が悪かったことを除けばね。その際の彼は好ましくなかった。無気力で、冷めていて、自分の居場所を見つけられずにいた。私は監督としての感覚から、イ・ガンインを起用することを決めたよ」

「だがタケには素晴らしい意欲があった。それもそのはず、彼は1週間を通してレギュラーだったわけで、そのことを示してくれたんだ。ああしたプレーを見せてくれるならば、チームにとってファンタスティックだよ。ピッチに立ったとき、とても良いプレーを見せてくれた。競い、戦っていたし、私は彼に満足しているんだ」

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