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レバンテとの接戦制したバルセロナ、シャビ「私たちは低調なプレーでも勝てる。勝者のメンタリティー、最後まで信じられるかという問題だ」

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シャビ・エルナンデス監督が試合を振り返る

 10日のラ・リーガ第31節、バルセロナは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦に3-2で勝利した。シャビ・エルナンデス監督は試合後、パフォーマンスが低調ながら勝ち切ったことへの満足感を表している。スペイン『スポルト』がコメントを伝えた。

 ほとんどチャンスをつくれず前半を終えたバルセロナは、後半立ち上がりにレバンテにPKを献上して失点したものの、FWピエール・エメリク・オーバメヤン、MFペドリのゴールで逆転。その後、再びPKを与えて同点に追いつかれる苦しい展開だったが、92分にFWルーク・デ・ヨング弾が炸裂して勝ち切っている。

 シャビ監督は試合後、次のようにコメントしている。

「私たちは凄まじい努力を見せた。前半は良くなかったし、それは反省しなければならない。だが後半になってから改善され、どんなことが起こってもおかしくない状況となったが、ルークとテア・シュテーゲンが違いを生み出してくれた。これはラ・リーガの争いにおいて、黄金の勝ち点3だ。私たちは2位をキープしている」

「今日は引き分けも負けもあり得た。が、私たちは良いプレーを見せなくても勝ったんだ。それは素晴らしい形で競争に臨めていることを意味する」

「レバンテは前線からしっかりと圧迫してきた。マンマーク気味だと攻略が困難で、練習はしていて解決法はあったものの、うまくいかなかった。後半、私たちはボールを持っているときにこそ落ち着かなければならなかった」

「私はとてもうれしく思っている。プレーを改善する必要はあるが、私たちはしっかりと競い合っていた。これは勝者のメンタリティー、最後まで信じられるかという問題だ。ルークは脇役なんかじゃなく、多くの勝ち点をもたらしている。全員にとってのお手本だ。それとテア・シュテーゲンのことも喜ばしく思っている」

 シャビ監督はその一方で、バルセロナがメッシ依存症よろしく、ペドリ依存症にかかっていることを否定している。

「ペドリは並外れているが、そのペドリ依存症というものは存在しない。もちろん、彼のことは好きなように称賛すればいい。そのプレーで私たちを感動させてくれるし、違いを生み出してくれる存在なのだから。今日は重要な1ゴールを決めてくれたね」

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