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“美しすぎる”レフェリーのコロンボさん、Jリーグで話題となった“バックパス”事例を紹介

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ブラジル人審判のフェルナンダ・コロンボさん

 J2リーグでは、3日の第8節・モンテディオ山形対ファジアーノ岡山で、GK後藤雅明の退場処分について「競技規則の適用ミス」があった。その結果、岡山が1-0で勝利したが、Jリーグが再試合を決定した。この事例は世界でも取り上げられ、ブラジル人審判のフェルナンダ・コロンボさんも自身のSNSアカウントで取り上げている。

 この事例は、味方のバックパスをPA内のGKが手を使って阻止したことで、主審がGKに対してレッドカードを下したもの。競技規則では「ゴールキーパーが自分のペナルティエリア内で認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」としており、GKへのレッドカードは誤った競技規則の適用によって出されたものとなった。

 国内外の主審たちの間でも、今回の事例は大きな反響を呼んだようだ。コロンボさんは自身のインスタグラム(@fernandacolomboreal)で、イラン人審判のアリレザ・ファガニ氏がSNSに挙げた今回の事例を紹介。バックパスをPA内のGKが手で触った場合、どの対応が正しいのかを正誤クイズ形式で聞いている。ミスにはなってしまったが、日本で起きた事例は、今後のサッカー界のための良き材料となったようだ。

 今回の試合では、岡山が1-0で勝利したものの、競技規則の適用ミスが認められたことでJリーグ初となる再試合が決定している。

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