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「本当に楽しくなかったよ…」38歳ロッベンが“新たなスポーツ”に挑戦「でも、やり遂げたんだ」

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アリエン・ロッベンがフルマラソンに挑戦

 昨年7月に現役引退を表明した元オランダ代表FWアリエン・ロッベン。サッカースパイクを脱いだものの、今でもスポーツに取り組んでおり、フルマラソンを完走したようだ。オランダ『テレグラフ』が伝えている。

 2000年にフローニンゲンでプロデビューを果たしたロッベンはPSV、チェルシー、レアル・マドリーを経て2009年8月にバイエルンに移籍。持ち味のスピードや切れ味鋭いドリブルを武器に公式戦309試合で144ゴール101アシストを記録し、2019年夏に一度は現役引退を表明していた。しかし、20年6月に「再びフローニンゲンのシャツを着ることが私の夢だ」と電撃現役復帰を果たすと、怪我に苦しみながらも公式7試合2アシストを記録し、その後、“2度目”の現役引退を表明した。

 サッカーのユニフォームを脱いで約8か月。38歳を迎えたロッベンはロッテルダム・マラソンに出場し、3時間13分40秒というタイムで完走したという。

「ある人は『君はバカだ』と言うかもしれない。でも、僕はただ健康でいることと、挑戦することが好きなんだ」と初マラソン前に語っていたロッベン。完走後にコメントを求められると、「楽しくなかった、本当に楽しくなかったよ。楽しかったとは言えないけど、沿道の観客のおかげで乗り切ることができた。最初の頃はタイムに気をとられていたけど、そんなことはどうでもよくなったよ。でも、やり遂げたんだ」と苦笑いを浮かべつつ充実感を漂わせていた。

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