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ガーナ主将アイェウ、12年前のスアレスの“ハンド”に「彼はアフリカの夢を殺した。でも僕が彼の立場なら…」

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 ガーナ代表主将のアンドレ・アイェウは、12年前のウルグアイ代表戦で起きたルイス・スアレスのハンドについて語った。

 ナイジェリアを下して2大会ぶりのワールドカップ出場権を獲得したガーナ。そして、1日に行われた組み合わせ抽選会の結果、ポルトガル、ウルグアイ、韓国とグループHに入ることが決まった。

 ガーナにとって特に注目の相手はウルグアイだ。2010年の南アフリカ大会ではアフリカ勢初のベスト4進出を懸けて両国が対戦する中、試合終盤にルイス・スアレスがシュートを手で止めて退場に。しかし、そのPKをアサモア・ギャンは沈めることができず。最終的にPK戦の末にガーナの準々決勝敗退が決まった。

 カタール大会で12年前の雪辱に燃えるガーナのアイェウは『MyjoyOnline』の中で「以前も言ったように、おそらく僕が同じ立場であれば(スアレスと)同じことをやっていたかもしれない」と話し、以下に続けた。

「彼が僕たちを、僕たちの夢を、アフリカの夢を殺したことは事実だ。僕たちみんなは、最初のアフリカ勢として僕たちが準決勝に進むというチャンスを彼に断たれたと感じている。彼は彼の国のためにあのようなことをやったんだ。でも、僕たちには関係のないことだ。カタールでは良いプレーをして成功を手にしたい」

 また、先日にはウルグアイ戦のPKを外したギャンが『Peace FM』で「(自身が所属していた)サンダーランドと(スアレスの所属する)リバプールの試合のことを覚えている。握手するとき、僕は彼を殴りたかった。あの事が心に残っていたからね。とてもナイーブになっていた。でもその後、あの件をもう忘れるべきだと思った。なぜなら、僕が彼の立場だったら、同じことをしていたと思ったからね」と振り返っていた。
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