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ローマ移籍後初のハットトリックのザニオーロ「完璧な一日だがバランスを保たないと」

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ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ

 ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが、14日のボデ・グリムト(ノルウェー1部)戦終了後のイタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで語った。

 ザニオーロは14日、ボデ・グリムトとのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝セカンドレグで先発。開始直後のタミー・エイブラハムの先制点に絡んだほか、トリプレッタ(ハットトリック)を記録するなど華々しい活躍を見せ、2試合合計5-2でローマを準決勝進出へと導いた。22歳のローマMFは、喜びを隠せない。

「攻守両面において完璧で、監督が求めていた試合をすることができた。勝利と準決勝進出に歓喜したい。特に試合に勝てたことで満足している。チームが勝ち残ることに貢献し、常に僕らを支えてくれた偉大なサポーターと喜びを分かち合うことができた」

 2019年2月のUEFAチャンピオンズリーグ、ポルト戦でドッピエッタ(1試合2得点)の活躍を見せ、大ブレイクを果たしたザニオーロ。しかしその後、1年間で2度のひざ前十字じん帯断裂を経験するなど、苦しい時期が続いた。そんな22歳MFは、困難を乗り越え、ローマ移籍後初めてとなるトリプレッタをマークした。

「トリプレッタは家族に捧げたい。今日は完璧な日だった。だが苦しい時期もそうしてきたように、自分自身のバランスを保たなければならない。ファンは、2度の重傷を負ったつらい時も、常にそばで支えてくれた。もしかしたら良い時よりも苦しい時により多くの声援をもらったような気がする。ファンのことは大事に思っている」

 ザニオーロを巡っては、今シーズン終了後の移籍の可能性も囁かれている。「今後もローマに? それは分からない。これからすべての試合は決勝のようなつもりで臨みたい。それからシーズン終了後に何が起きるか見てみよう」と語った。
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