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ダービー、勝ち点「-21」処分の中で大健闘も3部降格決定…ルーニー監督はクラブ残留を希望「クラブを再建したい」

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ダービー・カウンティが3部降格

 ウェイン・ルーニー監督率いるチャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティが、リーグ1への降格が決まった。

 リーグ23位に位置するダービーは18日、チャンピオンシップ第43節でクイーンズ・パーク・レンジャーズと対戦して0-1の敗戦。残留圏内となる21位レディングとの勝ち点差が残り3試合で「10」となり、3部への降格が決定した。

 ダービーは昨年9月に破産を申請して管財人を任命した際、EFLから勝ち点「-12」の処分が適用。また、リーグの収益性と持続性に関する規則に違反したことを認め、直ちに適用される勝ち点「-9」の処分を受け、合計「-21」の勝ち点を失っていた。

 その中でもルーニー監督が見事な手腕を発揮し、先日には首位フルハムを下すなど大健闘。勝ち点減点処分が無ければ降格は余裕で免れていたが、最終的には力尽きてしまった。

 しかし、ルーニー監督は試合後、『スカイ・スポーツ』の取材に応じ、ダービーが3部リーグに落ちても、クラブに留まることを望んでいると明言。「幸せな日々を取り戻す」手助けをしたいと話し、以下のように続けた。

「ファンがシーズンを通して若者たちに与えたサポートは、信じられないほどだと思った。もちろん、がっかりしているし、悲しいし、動揺しているけど、誇りに思っているよ」

「ある意味、起こったことに一線を引いて、このクラブの再生をスタートさせ、前に進もうとすることができるんだ」

「クラブを再建したい。このクラブは特別なクラブであり、ビッグクラブであり、我々は皆、ここにいることを誇りに思っているんだ。幸せな日々を取り戻せるような存在になりたい」

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