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フロントスリーが揃い踏み!! リバプールは“伝統の一戦”を4発完封勝利で暫定首位浮上

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FWサディオ・マネとDFフィルヒル・ファン・ダイク

[4.19 プレミアリーグ第30節 リバプール 4-0 マンチェスター・U]

 プレミアリーグは20日、延期となっていた第30節を行った。日本代表FW南野拓実が所属する2位リバプール(勝ち点73)はアンフィールドで5位マンチェスター・ユナイテッドと対戦。フロントスリーのFWモハメド・サラーが2得点を挙げると、FWルイス・ディアス、FWサディオ・マネがそれぞれ1ゴールを決め、4ー0で勝利した。なお、南野はメンバー外となっている。

 首位マンチェスター・シティ(勝ち点74)の背中を追うリバプールは、現在リーグ戦12試合連続の無敗。10日に行われたシティとの直接対決は2-2の引き分けに終わった。トップ4を目指すマンチェスター・Uはここ5試合で2勝1分1敗。4位トッテナムとの勝ち点差3の54ポイントとなっている。

 マンチェスター・Uは前節のノリッジ戦(○3-2)でハットトリックを達成したFWクリスティアーノ・ロナウドが、生まれたばかりの息子の死を受けて欠場。両イレブンの左腕には喪章が巻かれた。

 伝統のノースウェスト・ダービー。試合は開始5分にホームのリバプールが先にスコアを動かす。自陣まで降りてパスを受けたマネがハーフライン付近から前線にスルーパス。右サイドを駆け上がったサラーがそのままグラウンダーのクロスを送ると、最後はL・ディアスが押し込んだ。

 前半7分には、背番号7を背負うC・ロナウドの亡くなった息子さんに哀悼の意を表してスタンドから1分間の拍手が送られ、リバプールサポーターからは『You'll Never Walk Alone』が歌われた。マンチェスター・Uは前半10分にアクシデント。先発出場したMFポール・ポグバが足を痛めた様子で、MFジェシー・リンガードが投入された。

 反撃に出たいマンチェスター・Uだが、前線に上手くボールを運ぶことができない。すると、前半22分にリバプールが再びゴールネットを揺らした。ペナルティーエリア前でボールを受けたマネがフリックでボックス内に送ると、そこにサラー。冷静に流し込んで点差を広げた。

 攻撃の手を緩めないリバプールは、前半34分にL・ディアスがゴールにシュートを突き刺したが、こちらはオフサイドの判定でノーゴール。2点リードのまま前半を折り返した。

 2点を追うマンチェスター・Uは後半徐々にボールを握るも、効果的な攻撃が繰り出せないでいると、リバプールに3点目が生まれた。後半23分、左サイドでボールを受けたL・ディアスの横パスにマネが丁寧に合わせると、GKダビド・デ・ヘアの届かないゴール右隅に流し込み、リードを3点に。

 リバプールは後半40分にボックス内でスルーパスを受けたサラーがループシュートでダメ押し弾。試合はその後スコアは動かず、4-0のままタイムアップし、フロントスリーの活躍でリバプールが暫定で首位に浮上している。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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