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ピケとRFEF会長の音声流出についてシメオネ「理解し難いことではない。彼らはマドリーとバルサのスーパー杯参戦を望んだ」

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アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督は、バルセロナジェラール・ピケの発言について語った。

 先日から大きな波紋を広げるピケとスペインサッカー連盟ルイス・ルビアレス会長の音声流出。その中で、2019年からサウジアラビアを舞台に開催されるスーペルコパにおいてレアル・マドリーとバルセロナが優遇される分配金を巡る発言には大きな注目が集まっている。

 これを受け、スペインの2強に次ぐ存在であるアトレティコ・マドリーのシメオネ監督はピケの発言について問われ「まず最初にこの10年間を競い合ってきたことはとても誇りだと言いたい。トップを目指して戦っているすべてのチーム、ベティスやセビージャ、ビジャレアル、レアル・ソシエダ…、彼らみんなも同じ状況だと感じているだろう」と話し、以下に続けた。

「暴露されたスーペルコパに関する情報により、マドリーとバルサが出場すればスペインサッカー連盟がより多くの経済的な利益を得るということは明らかだ。彼らには説明が求められるだろうし、そうなれば我々はより納得できるだろう」

 また、報道によるとピケの投資会社がこの契約により2400万ユーロ(約33億円)を受け取っており、シメオネ監督はこのことに関しても意見を求められた。

「ピケはとても賢い男で、彼のビジネスだから私はこのようなシチュエーションに関わるつもりはない。フットボール選手として全員にそれぞれの興味があり、彼がバルセロナでプレーする中で、このようなことが起きたまでだ。私が聞いた限りでは、彼らはマドリーとバルサの参戦を望んでいた。決して理解し難いことではない」

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