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4冠に迫るリバプール指揮官クロップ「予期していなかった状況だ。選手たちは特別なことをやってきた」

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リバプールのユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、今季に4冠に挑戦できることを予期していなかったと認めた。

 今季、リバプールはカラバオカップのトロフィーを掲げて1冠を達成すると、プレミアリーグで首位と勝ち点1差の2位、チャンピオンズリーグ準決勝進出、さらにFAカップ決勝進出とシーズン終盤に入る中、依然としてイングランド史上初の4冠の可能性を残す。

 プレミアリーグではマンチェスター・シティとのデッドヒートが続く中、24日の宿敵エバートンとの“マージーサイドダービー”を前にクロップ監督は4冠を予期していたかについて問われ「我々が予期していなかった状況だ」と話し、苦労した昨季を振り返りつつ、選手たちに賛辞を送った。

「もちろん、このような状況に入れることはうれしい限りだ。どんな時もかなり良いプレーをしなければいけないからものすごくタフなことだ。すべてのタイトルのチャンスを残すなんて計画できるものではない。しかし、まだ何も成し遂げていないことを理解している。1つの大会を制したが、まだ3つ残っている。選手たちの状態は良いが、日曜日に再びこのことを証明しなければいけない。すべてが上手くいくことを楽しみにしている」

「カラバオカップを制し、FAカップで決勝、チャンピオンズリーグで準決勝に進み、プレミアリーグで首位に1ポイント差であることを私は予期していなかった。正直このようになるとは思っていなかったが、もっと良くやれたとも感じている」

「昨季は難しい中で選手たちは本当に良くやった。トップ4に入れないとも思っていたし、カンファレンスリーグでプレーしなくてもオーケーだと考える瞬間もあった。そして、アリ(アリソン)のヘディングがあったWBA戦などで最後に5連勝した。最高だった」

「しかし、離脱中の選手たちが復帰すればさらに強くなれるとわかっていたし、シーズン序盤はオーケーだったけど、首位と14ポイント差が付いたときはもちろん大喜びできる状況ではなかった。しかし、選手たちがやってきたことはかなりスペシャルなことだった」

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