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ベティスが17年ぶりコパ・デル・レイ制覇!! PK戦までもつれたバレンシアとの死闘制す

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ベティスがコパ・デル・レイ優勝

[4.23 コパ・デル・レイ決勝 ベティス 1-1(PK5-4) バレンシア]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝が23日に開催され、ベティスバレンシアが対戦した。序盤にベティスが先制したが、前半のうちにバレンシアが追いつき、1-1のまま延長戦でも決着がつかず。迎えたPK戦をベティスが5-4で制し、2004-05シーズン以来、17年ぶり3度目の優勝を飾った。

 ベティスとバレンシアが大会史上初めてファイナルで激突した一戦。先手を取ったのはラ・リーガで5位につけるベティスだった。

 前半11分、右サイドを駆け上がったDFエクトル・ベジェリンがゴールライン付近から右足でクロスを供給。ゴール前のFWボルハ・イグレシアスがヘディングで豪快にネットを揺らした。

 一方、先制を許したバレンシアは前半30分に追いつく。カウンターからMFイライクス・モリバがスルーパスを送り、抜け出したFWウーゴ・ドゥーロが寄せてきたGKクラウディオ・ブラボの頭上を越す左足のループシュートを決めた。

 後半に入り、ベティスが再三ゴールへ迫ったものの、勝ち越しには至らない。後半41分にはクラブの生ける伝説である40歳MFホアキン・サンチェスを投入。しかし、互いに譲らず、1-1で延長戦に突入した。

 延長戦でも攻勢をかけ、2点目を奪いに行くベティス。だが、スコアは動くことなく、1-1で120分間の戦いを終えた。PK戦では先攻のバレンシアが1人失敗し、後攻のベティスは5人全員が成功。PK5-4でベティスが17シーズンぶりの大会制覇を果たした。

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