beacon

3位チェルシー大苦戦も終了間際にプリシッチ決勝弾、ウエスト・ハムとの接戦を制して2戦ぶり白星

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWクリスティアン・プリシッチが決勝ゴール

[4.24 プレミアリーグ第34節 チェルシー 1-0 ウエスト・ハム]

 プレミアリーグは24日に第34節を行った。チェルシーウエスト・ハムの対戦は、チェルシーが1-0で勝利。シュート20本以上放ったが終盤まで決まらず。後半45分のFWクリスティアン・プリシッチのゴールが決勝点となった。

 3位チェルシーは前節の“ビッグロンドン・ダービー”アーセナル戦で2-4と敗戦。ライバルとの勝ち点差を広げることはできなかった。ウエスト・ハムとは12月4日の第5節で対戦しており、そのときは敵地で2-3と敗れている。リベンジを果たすべく、ホームで迎え撃った。

 前半はチェルシーが7割のボール保持率で試合を運ぶが、先手を打つことはできず。スコアレスで後半に折り返した。後半に入っても、FWティモ・ベルナーやMFカイ・ハバーツがウエスト・ハムのゴールを脅かすが、相手の守備網を破ることができない。

 チェルシーは後半31分に3枚替え。ベルナー、ハバーツ、MFルベン・ロフタス・チークを下げて、FWロメル・ルカク、プリシッチ、MFハキム・ツィエクが入る。同33分にはMFメイソン・マウントがPA手前から鋭い右足シュート。しかし、ゴール枠内を捉えることなく、大きく外れた。

 すると、チェルシーに最大の決定機が到来。後半40分、ルカクが敵陣PA内で倒されてPKを獲得した。ウエスト・ハムDFクレイグ・ドーソンは決定機阻止のためレッドカード。数的優位には立ったものの、キッカーを務めた名手MFジョルジーニョはまさかのPK失敗。スコアを動かすことができない。

 だが、流れの中からチェルシーが待望のゴール。DFマルコス・アロンソが左サイドからグラウンダーのクロスを上げる。走り込んだプリシッチが左足ダイレクトでゴールに流し込んだ。PKを外したジョルジーニョは安堵しつつ複雑な表情。1-0で勝利に大きく近づいた。

 そのまま試合は終了し、チェルシーが1-0で2試合ぶりの白星。4位アーセナルに勝ち点5差をつけた。

●プレミアリーグ2021-22特集

TOP