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シャビ「大きな打撃」バルセロナが屈辱のカンプ・ノウ3連敗…首位レアルは次節にも優勝決定

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バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督

[4.24 ラ・リーガ第21節延期分 バルセロナ 0-1 ラージョ]

 ラ・リーガ第21節延期分が24日に行われ、2位バルセロナは本拠地カンプ・ノウで14位ラージョに0-1で敗れた。これで公式戦ホーム3連敗となり、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏外の5位ベティスとは勝ち点6差で変わらず。また、首位レアル・マドリーとは残り5試合で15ポイント差。レアルは次節のエスパニョール戦を引き分け以上で終えれば2シーズンぶりの優勝が決まる。

 バルセロナは21日に敵地で開催されたラ・リーガ第33節ソシエダ戦(○1-0)で白星を挙げたが、14日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦のフランクフルト戦(●2-3、2戦合計3-4)、18日のラ・リーガ第32節カディス戦(●0-1)と、ホームでは公式戦2連敗で今節を迎えた。

 先制したのはアウェーのラージョ。前半7分、右サイドでキープしたMFイシが左足で浮き球のスルーパスを送り、中央から斜めにランニングしたFWアルバロ・ガルシアが巧みなトラップでペナルティエリア内右に進入する。右足の鋭い振りから放ったシュートがニアを破り、今季6得点目を挙げた。

 1点を追うバルセロナは分厚い攻撃でラージョを押し込み、同点ゴールを目指す。前半42分には左CKの流れからMFガビのシュートがクロスバーを叩き、こぼれ球に反応したFWフェラン・トーレスがループシュートを決めるも、オフサイドで得点は認められない。後半もFWウスマン・デンベレや途中出場のFWメンフィス・デパイ、FWアダマ・トラオレらを中心に再三チャンスを迎えたが、0-1で終了のホイッスルが鳴った。

 データサイト『オプタ』の公式ツイッター(@OptaJose)によると、バルセロナは1997-98シーズンから1998-99シーズンにかけてホーム3連敗を喫したことがあるが、同一シーズンでは史上初となる。

 シャビ・エルナンデス監督はクラブ公式ツイッター(@fcbarcelona_jp)を通じ、「大きな打撃だが、それは特に前半が良くなかったからだ。後半は改善し、あらゆる手を尽くしたが、今日はボールが中に入らなかった。道は長く険しい。でも僕らはまだ2位だ。続けていかなければならない」と前を向いた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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