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大舞台で活躍しがちオリギ、途中出場でやっぱり大活躍…リバプールDF「みんな彼が決めそうと思ってたでしょ」

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大一番でやってのける男、FWディボック・オリギ

[4.24 プレミアリーグ第34節 リバプール 2-0 エバートン]

 リバプールは24日のプレミアリーグ第34節でエバートンに2-0の勝利。“マージーサイド・ダービー”で白星をもたらしたのは、途中出場のFWディボック・オリギ。チームメイトや指揮官が絶賛している。英『BBC』が伝えた。

 通算240回目のダービーとなった両者。首位マンチェスター・Cを追いかけるリバプールは、エバートンから勝ち点を奪取するべく、前半から攻撃を仕掛ける。だが、エバートンの牙城を破ることはできない。

 すると、ユルゲン・クロップ監督は後半15分に交代カードを切る。MFナビ・ケイタに代えてオリギを投入した。すると、その2分後に均衡が崩れる。FWモハメド・サラーがPA右でオリギとワンツーでパス交換。再びサラーがクロスを送ると、ファーサイドのDFアンドリュー・ロバートソンがヘディングシュート。ゴールに叩き込み、待望の先制ゴールを挙げた。

 そして、後半40分にオリギが躍動。MFジョーダン・ヘンダーソンがPA右手前から浮き球を送り込み、ファーサイドのFWルイス・ディアスがバイシクルシュートで合わせる。地面を強く叩いたボールはゴール前へ。すると、予測しにくい流れの中で、ゴール前にはオリギが登場。ダイナミックにヘディングシュートを叩き込み、値千金の追加点を奪取した。

 オリギが2得点に関与し、リバプールが勝ち点3を獲得。首位シティとの勝ち点差を再び1に縮めた。

 クロップ監督は試合後「ワールドクラス」と大絶賛。「彼はどこに行っても“大爆発”できる男だ。ワールドクラスのストライカーであり、伝説的な存在であり続けるだろう」とその能力を高く評価した。

 一方、同僚もオリギを称賛している。オリギはこれまでも“マージーサイド・ダービー”で得点を量産。またUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献するゴールなど、大舞台で活躍しがち。途中出場時には何かをやってのけると期待する声も多かった。A・ロバートソンは試合後にインタビューに答え、大一番で活躍する決定力に言及した。

「彼が途中出場するとき、アンフィールドにいる誰もが彼が得点すると信じていたはず。たぶんエバートンのサポーターでさえもね」


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