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トッティ氏が“後継者”に満足「彼は純粋な青年で未来のカピターノ」イブラにも言及

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ローマフランチェスコ・トッティ

 元ローマのレジェンド、フランチェスコ・トッティ氏が、8人制サッカーの試合前にインタビューに応じて古巣について語った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が25日に伝えている。

 現役時代、ローマに忠誠を尽くしたトッティ氏。2017年の引退後も幹部としてチームを支えていたが、2019年夏に当時の首脳陣らとの衝突の末にローマを離れた。そんなトッティ氏だが長年を過ごした古巣への愛着は強い。

 最近は、本拠地スタディオ・オリンピコでジョゼ・モウリーニョのチームを見守る姿が目に留まるようだ。

「私はオリンピコに必ずいるって? 心の中にある唯一無二の感動なんだ。特に多くの観客がいるときは嬉しいよ。ただ、私はサポーターだから通っているだけでそれ以上の意味はない。もしかしたら(ヨーロッパカンファレンスリーグ準決勝で)レスターまで行くかもしれない。決勝まであと1歩だ。目標を達成できるよう願っている」

 また、トッティ氏はローマ指揮官についても言及。「モウリーニョについて議論することなどないだろう」とその手腕に太鼓判を押したほか、自身の後継者とされるローマ主将のロレンツォ・ペッレグリーニにも自身の見解を示した。

「私は、彼が未来のカピターノだと常に言ってきた。信頼をつかむことができたようで満足している。純粋な青年だし、ファンも彼を理解してくれてうれしく思う」

 さらに、ニコロ・ザニオーロについて「まずは成長することだ。それから結果はついてくる」とコメント。今後の去就が注目されている40歳のズラタン・イブラヒモビッチについては「一緒にCMを撮影した時に話をした。彼自身、自分が何を求めているか分かっている。将来、何をすべきか自身で決めるはずだ」と述べた。

 最後に、ミラノ勢が熾烈なスクデット争いを繰り広げるセリエAについても言及。「優勝するのはインテルだろう」と予想した。

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