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シャビがラ・リーガ優勝目前のレアル・マドリーを祝福「リーグ戦は普通、ふさわしいチームが優勝する。彼らが最も優れていたのだろう」

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シャビ・エルナンデス監督がレアルを祝福

 バルセロナは5月1日にラ・リーガ第34節、本拠地カンプ・ノウでのマジョルカ戦に臨む。前日会見に出席したシャビ・エルナンデス監督は、4月30日の結果次第で優勝の可能性があるレアル・マドリーに対して、称賛の言葉を口にしている。

 レアルは30日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦に臨み、引き分け以上の結果で2シーズンぶりの優勝を決めることができる。この状況について問われたシャビ監督は、レアルが優勝に値するチームであったとの見解を口にした。

「レアル・マドリーが王者となるならば、私たちは彼らを祝福するよ。彼らが最も優れていたということだ。この大会はスパンが長く、普通はふさわしいチームが勝ち取るのだから。彼らを祝福させてもらうし、来季はもっと彼らと競い合いたいね」

 クラブ最低記録タイとなるカンプ・ノウでの3連敗を喫したシャビ監督。チームが抱える問題については、次のように分析している。

「28回もシュートを打ってゴールを決められない。それはパフォーマンスでなく効果性の問題だ。ラージョ、カディスとの試合は勝つべきだったが、私たちはその効果性を持っていなかった。彼ら3回チャンスを迎えて、ゴールを決め切ったということだ」

「私は選手たちと話をしている。もう一歩を踏まないとダメなんだ。私たちはかつてないほどチームとしてまとまり、意思の強さを見せなくてはならない。現在、私たちは早い時間帯にゴールを奪われ、そして効果性を失っている。改善しないといけない。私は勝者のチームを率いている」

 シャビ監督はその一方で、ロナルド・クーマン前バルセロナ監督についても言及。クーマン氏は先に自身が率いたチームとシャビ監督のチームの違いについて問われ「私のときはマドリーと勝ち点8差だったが、現在は3倍つけられている」と発言し、さらにシャビ監督が自分と同様にクラブからバックアップを受けていないとの見解を示していた。

「私は彼のことを尊敬しているし、本当に称賛している。彼は確かにクレ(バルセロナサポーターの愛称)であり、このクラブのために素晴らしい努力をしてくれた。難しい時期にこのクラブにやって来てくれたんだ」

「私はクラブ、ラポルタ、ジョルディ・クライフからのサポートを感じている。私は全体としてだが、クラブ、バルセロニスモ(バルセロナ主義)から支持されていると感じるよ。やっと調子をつかんだと思ったが、いきなり3連敗を喫してしまったが、顔を上げて立ち向かわなくてはならない」

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