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スタンドから大ブーイング&途中で帰る観客も…久保建英スタメンのマジョルカ、残留争い大一番で6失点大敗

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スタメン出場したMF久保建英

[5.7 ラ・リーガ第35節 マジョルカ 2-6 グラナダ]

 ラ・リーガ第35節が7日に開催され、MF久保建英の所属する16位マジョルカはホームで降格圏内の18位グラナダに2-6で敗れた。前節バルセロナ戦(●1-2)に続いて2連敗。他会場の結果次第で降格圏内に転落する可能性も出てきた。久保は2試合ぶりにスタメン出場。後半40分までプレーした。

 勝ち点1差で迎えた残留争いの直接対決。右サイドハーフに入った久保は前半4分にいきなり決定機を迎える。自身の仕掛けからペナルティエリア内左のこぼれ球に反応し、至近距離から左足でシュート。しかし、GKに体を張ってブロックされた。

 すると直後の前半6分にグラナダが先制する。左CKからゴール前で混戦となり、ファーのFWルイス・スアレスが右足で蹴り込んだ。

 マジョルカは久保も絡んでチャンスを作り続け、前半28分に追いつく。久保が右サイドから折り返し、ペナルティエリア手前中央のFWベダト・ムリキが落とすと、MFサルバ・セビージャが右足で強烈なミドルシュート。ゴール左に突き刺さり、1-1とした。

 だが、ハーフタイムを挟んで後半1分に守備の隙を突かれ、DFセルヒオ・エスクデロに勝ち越し弾を許す。同10分にもディフェンスを崩され、MFアントニオ・プエルタスに追加点を奪われた。

 1-3となったマジョルカは後半13分、右サイドのDFパブロ・マフェオがクロスを送り、攻め上がっていたDFアントニオ・ライージョの豪快なヘディング弾で1点差に迫る。

 それでもグラナダの勢いを止めることはできない。後半24分、FWホルヘ・モリーナに右足でグラウンダーのミドルシュートを決められ、再び2点のビハインドを背負う。同33分には、ペナルティエリア内中央で粘ったFWミルト・ウズニに押し込まれて2-5。久保が交代で退いた後の同45分にはモリーナにネットを揺らされ、2-6の大敗を喫した。

 試合後、マジョルカの本拠地エスタディ・デ・ソン・モイシュのファンからは大ブーイング。また、次々と失点する展開の中、終了を待たずにスタンドを後にする観客も目立った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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