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アトレティコ主将コケ、王者レアルに花道を作らなかったことに言及「もう彼らみんなに…」

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アトレティコ主将のMFコケ

 アトレティコ・マドリーのキャプテンMFコケがラ・リーガ王者レアル・マドリーに対して花道を作らなかったことについて言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 スペインでは優勝を決めたチームを称えるため、次の試合の入場時に相手チームが花道を作って迎え入れる“パシージョ”が慣例となっていたが、アトレティコは今節のダービーを前に拒否する声明を発表。以前から王者を称賛するというよりも、作る側にとって屈辱的な行為と取られる風潮があり、これに懸念を示していた。

 コケはMFヤニック・カラスコの決勝ゴールで1-0の勝利を収めた試合後、“パシージョ”に関する質問を受けると「レアル・マドリーには多くの友人がいるし、もうみんなにお祝いを言っている。これだけ大騒ぎになったので、僕らはやらないことにした。それでおしまいだよ。試合に勝ちに行ったんだ」と回答。続けて「彼らは仕事仲間であり、僕たちは彼らをとてもリスペクトしている」と相手への敬意を強調した。

 アトレティコは3戦ぶりの白星を飾り、残り3試合でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位をキープ。圏外の5位ベティスとは勝ち点6差となっている。コケは「僕たちの目標にとって、(今節は)とても大事だった。あと3ポイントだ。今日のようにチームが機能すれば必ず達成できる。今日の勝利はリーガ王者であり、チャンピオンズリーグのファイナリストであるレアル・マドリー相手ということで、より重要な意味を持つ」と手応えを語った。

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