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ローマの伊代表DFスピナッツォーラ、アキレス腱断裂から10カ月ぶりに実戦復帰で喜び

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DFレオナルド・スピナッツォーラ

 ローマに所属するイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラが、9日のフィオレンティーナ戦で約10カ月ぶりにピッチに立った。

 スピナッツォーラは、昨年7月2日に行われたEURO(ユーロ)2020準々決勝のベルギー戦でアキレス腱断裂の重傷を負い、戦線を離脱。ローマDF不在のイタリアは結束を見せてスペインやイングランドを下してヨーロッパ王者に輝いたが、EURO終了後は低迷して2022年カタール・ワールドカップ出場を逃した。

 スピナッツォーラは長期におよぶリハビリの末、4月10日のサレルニターナ戦でようやくベンチ入りを果たすと、今月9日のセリエA第36節フィオレンティーナ戦の90分からDFリック・カルスドルプに代わって約10カ月ぶりにピッチに登場。試合終了までの数分間をプレーした。

 ジョゼ・モウリーニョのチームは0-2と敗れたが、スピナッツォーラは『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じると、久々のピッチでのプレーに喜びを語った。

「1カ月ほど前から状態は良いように感じていたので復帰が待ち遠しかった。この10か月間、僕が夢見てきた瞬間がようやく到来したように感じた。ずっと待っていたし幸せだよ。何よりもうれしかったのは、チームに再び合流して居心地よく感じられていることだ」

 ローマはヨーロッパ・カンファレンスリーグ準決勝でレスター・シティを下し、25日にアルバニアのティラナで行われるフェイエノールトとの決勝へ駒を進めた。

「僕だけでなくファンのためにも、ローマがティラナへ行けることを願っていた。決勝でプレーすることを夢見て願い、再びチームに貢献できると感じるだけでも重要だと思う。だがまずはシーズンを上手く締めくくらなければならない。リーグ戦終盤は、1分さえも重要になることは分かっている」

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