ゲンクFW伊東純也が、シャルルロワ戦で全3得点に絡む活躍を見せた。

　プレーオフ2を戦うゲンクは、10日に森岡亮太の所属するシャルルロワと対戦。前半の内に失点したものの、55分に伊東のクロスからオヌアチュが同点弾を奪う。するとその4分後には、再び伊東のクロスが相手のオウンゴールを誘発。65分には、伊東のCKから最後はクエスタがネットを揺らした。その後1点を失ったが、3-2で勝利を収めている。

　これでゲンクはプレーオフ2に入ってから3勝1分と負け無し。残り2試合となった中、首位ヘントとは4ポイント差となっている。逆転勝利をもたらして欧州カップ戦への望みをつなぐ活躍を見せた日本代表FWに対し、『WALFOOT』も「伊東純也がゲンクの反撃の鐘を鳴らす」と題し、以下のように賛辞を送った。

「勝たなければいけないゲンクだが、簡単な試合にはならなかった。ハーフタイム明けから10分後には失点もしている。だが、流れを変える正しい反応を示していた」

「そして特に、ゲンクに正しい道を示した伊東純也の功績は大きい。2度のスプリントと2度の素晴らしいクロスで、試合をゲンク側に傾けたのである」

　なお、伊東はこの試合の75分に負傷によりベンチへと下がっている。同メディアは「欧州カップ戦への切符を手にするには、彼の力が不可欠」としつつ、「試合後の会見で指揮官は心配していなかった。そのため、15日のヘントとの決戦でも出場できるはずだ」と予想している。

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