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久保途中出場のマジョルカが敵地セビージャでドロー!! 残り2節で逆転残留なるか

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[5.11 ラ・リーガ第36節 セビージャ0-0マジョルカ]

 ラ・リーガは11日、第36節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカセビージャと敵地で対戦した。マジョルカは1部残留に向けて是が非でも勝ち点のほしい一戦。0-0のスコアレスドローで試合を終え、敵地で貴重な1ポイントを獲得した。久保は後半24分からピッチに立ったが、得点に絡むことはできなかった。

 前節グラナダ戦(●2-6)の大敗で降格圏に転落したマジョルカはこの日、5-3-2のシステムを採用。久保とMFイ・ガンインが揃ってベンチに回り、まずは守りを固めた。それでも前半3分、ダイナミックな攻撃からMFアルバロ・サンチェスがゴール前に攻め上がり、惜しいボレーシュートも放った。

 対するセビージャもUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得のためには勝利がほしい試合。立ち上がりから一方的にボールを握って何度もゴールを脅かすが、右CKに合わせたFWラファ・ミルのヘッドはMFサルバ・セビージャにギリギリでクリアされ、前半終盤にはDFジュール・クンデやMFヘスス・コロナのシュートがブロックされるなど、ゴールを奪えないままハーフタイムを迎えた。

 後半はややマジョルカが前傾姿勢となり、後半20分には大きな決定機。DFブライアン・オリバンのロングスローからFWベダト・ムリキが頭で合わせたが、GKヤシン・ブヌのファインセーブに阻まれた。そのまま0-0で迎えた同24分、FWアンヘル・ロドリゲスとの交代で久保がピッチへ。久保は同30分にMFネマニャ・グデリに倒されてFKを獲得し、同33分にはイエローカードをもらった。

 その後はセビージャがサイドを起点に猛攻を展開。後半45分にはFWアントニー・マルシャルがペナルティエリア右からゴールに迫った。だが、正守護神の座を奪い返しているGKマヌエル・レイナが落ち着いてセーブ。同45+3分には左からのクロスにMFトーマス・デラネイが反応し、ボレーシュートを狙うも枠を外れた。

 後半45+5分、マジョルカは久保が左サイドでボールを引き出し、鋭いパスをムリキに通すと、ムリキはゴール前を横断するクロスボールを供給。だが、ファーに走り込んだDFパブロ・マフェオはシュートまで打ちきれなかった。すると終了間際、今度はセビージャに決定機が訪れるも、FWユセフ・エン・ネシリのヘッドはレイナがまたしてもスーパーセーブ。そのままタイムアップを迎えた。

 勝ち点1を奪ったマジョルカは残留圏と勝ち点2差で依然降格圏の18位。ラージョ、オサスナとの残り2節で逆転残留を狙う。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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