リバプールMFチアゴ「できる限りのトロフィーを目指して戦っている」講談社とのコラボ動画公開
リバプールMFチアゴ・アルカンタラがクラブ公式の動画インタビュー企画に出演し、ブラジル代表MFの父のもとで育った幼少期のエピソードや、タイトルへの意気込みを明かしている。
動画インタビュー企画は、リバプールとオフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約を結んでいる講談社との共同プロジェクト「inspiRED」の一環。チアゴは今年2月に動画が公開されたMF南野拓実に続いて2人目の登場となった。動画ではチアゴが話すエピソードがマンガで描かれ、BGMにはチアゴの個人チャントも使われている。
ブラジル代表として1994年のブラジルW杯優勝を成し遂げたMFマジーニョを父に持つチアゴ。父がイタリア・レッチェに所属していた1991年4月11日に生まれ、その後、ブラジル・パルメイラス、スペインのバレンシア、セルタ、エルチェなど各国を渡り歩きながら過ごしてきた。
チアゴはインタビューの冒頭で「私の父は、プロフェッショナルとしてだけでなく、人間としても素晴らしい人だった。サッカー選手としてブラジル代表として94年のワールドカップに出場するなど、偉大な業績を残してきた」と紹介。その上で「僕たちをごく普通の環境や振る舞いで育ててくれたが、結果的に父は大きな情熱を注いできたサッカーを僕たちに与えてくれて、その中で育ってきた」と幼少期を振り返った。
チアゴにとって、父とともに世界を飛び回ってきた生活は自らを形成する上で大きな経験だった。
「僕は世界中を旅しながら彼について行かなければいけなかったけど、そのことによって自分の個性を作り出すことができた。幸運にも世界中の素晴らしい人たちと知り合って、異文化の中で自分を形づくることができた。それが最初の彼からのプレゼントだった」。
弟のラファエルも同様の生活を過ごしており、「一緒にサッカーをしたことは、最高の思い出の一つ」。その結果、兄弟はいずれもスペインの世代別代表に入り、サッカー選手としても大きく成長し、チアゴはスペイン代表、ラファエルはブラジル代表にそれぞれ上り詰めた。
チアゴにとって「サッカーは人生のすべて」だった。
「幼い頃から常に自分をプロフェッショナルだと思い、自分の行動には常に集中し、責任をもって行動してきました。ただ、プロのサッカー選手になるという大きな目標に近づくにつれて、学校でも友達ともうまくやろう、サッカーもうまくやろうという気持ちが強くなってきた」。サッカーの成長は生活面にも大きなプラスの影響をもたらした。
一方、怪我はチアゴに大きな苦しみも与えた。
バルセロナからバイエルンに移籍した2013-14シーズンには長期離脱も経験。「誰にとっても一番つらいのは、長い間怪我をしている時だ。残念ながらミュンヘンでの1年目に大きな怪我をした。膝の怪我で1年もピッチから遠ざかっていた」。そう回顧したチアゴは「家族に囲まれて、自分の技術を維持する偉大なプロフェッショナルになろうとしていた。家族、友人、優秀なプロフェッショナルに囲まれた時期だった」と感謝した。
そうしてたどり着いたリバプールの地。チアゴはここで多くのタイトルと向き合おうとしている。
「サッカーはただのゲームだけど、僕たちはそれを世界で最も重要なものとして位置づけている。毎週末、毎試合、お金をかけて試合を見に来てくれる人たちのために、1シーズン1シーズン、できる限りのトロフィーを目指して戦っている」。
その姿勢はプレミアリーグ、国内カップ戦、UEFAチャンピオンズリーグのいずれも変わらない。「リーグ戦、カップ戦、チャンピオンズリーグと、繰り返し繰り返し続けていく。年々この思いは強くなっている。それが僕にとってのゴールだよ」。カラバオ杯、FA杯を制し、前人未到の4冠まであと二つに迫ったリバプール。チアゴも全てを追い求めようとしているようだ。
▼南野拓実が登場した第1弾
●プレミアリーグ2021-22特集
動画インタビュー企画は、リバプールとオフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約を結んでいる講談社との共同プロジェクト「inspiRED」の一環。チアゴは今年2月に動画が公開されたMF南野拓実に続いて2人目の登場となった。動画ではチアゴが話すエピソードがマンガで描かれ、BGMにはチアゴの個人チャントも使われている。
ブラジル代表として1994年のブラジルW杯優勝を成し遂げたMFマジーニョを父に持つチアゴ。父がイタリア・レッチェに所属していた1991年4月11日に生まれ、その後、ブラジル・パルメイラス、スペインのバレンシア、セルタ、エルチェなど各国を渡り歩きながら過ごしてきた。
チアゴはインタビューの冒頭で「私の父は、プロフェッショナルとしてだけでなく、人間としても素晴らしい人だった。サッカー選手としてブラジル代表として94年のワールドカップに出場するなど、偉大な業績を残してきた」と紹介。その上で「僕たちをごく普通の環境や振る舞いで育ててくれたが、結果的に父は大きな情熱を注いできたサッカーを僕たちに与えてくれて、その中で育ってきた」と幼少期を振り返った。
チアゴにとって、父とともに世界を飛び回ってきた生活は自らを形成する上で大きな経験だった。
「僕は世界中を旅しながら彼について行かなければいけなかったけど、そのことによって自分の個性を作り出すことができた。幸運にも世界中の素晴らしい人たちと知り合って、異文化の中で自分を形づくることができた。それが最初の彼からのプレゼントだった」。
弟のラファエルも同様の生活を過ごしており、「一緒にサッカーをしたことは、最高の思い出の一つ」。その結果、兄弟はいずれもスペインの世代別代表に入り、サッカー選手としても大きく成長し、チアゴはスペイン代表、ラファエルはブラジル代表にそれぞれ上り詰めた。
チアゴにとって「サッカーは人生のすべて」だった。
「幼い頃から常に自分をプロフェッショナルだと思い、自分の行動には常に集中し、責任をもって行動してきました。ただ、プロのサッカー選手になるという大きな目標に近づくにつれて、学校でも友達ともうまくやろう、サッカーもうまくやろうという気持ちが強くなってきた」。サッカーの成長は生活面にも大きなプラスの影響をもたらした。
一方、怪我はチアゴに大きな苦しみも与えた。
バルセロナからバイエルンに移籍した2013-14シーズンには長期離脱も経験。「誰にとっても一番つらいのは、長い間怪我をしている時だ。残念ながらミュンヘンでの1年目に大きな怪我をした。膝の怪我で1年もピッチから遠ざかっていた」。そう回顧したチアゴは「家族に囲まれて、自分の技術を維持する偉大なプロフェッショナルになろうとしていた。家族、友人、優秀なプロフェッショナルに囲まれた時期だった」と感謝した。
そうしてたどり着いたリバプールの地。チアゴはここで多くのタイトルと向き合おうとしている。
「サッカーはただのゲームだけど、僕たちはそれを世界で最も重要なものとして位置づけている。毎週末、毎試合、お金をかけて試合を見に来てくれる人たちのために、1シーズン1シーズン、できる限りのトロフィーを目指して戦っている」。
その姿勢はプレミアリーグ、国内カップ戦、UEFAチャンピオンズリーグのいずれも変わらない。「リーグ戦、カップ戦、チャンピオンズリーグと、繰り返し繰り返し続けていく。年々この思いは強くなっている。それが僕にとってのゴールだよ」。カラバオ杯、FA杯を制し、前人未到の4冠まであと二つに迫ったリバプール。チアゴも全てを追い求めようとしているようだ。
“I had the luck that I can shape myself with different cultures, knowing many great people around the world.” ❤ #inspiRED with @Thiago6 @KODANSHA_EN pic.twitter.com/SEaqxK8Tl7
— Liverpool FC (@LFC) May 13, 2022
▼南野拓実が登場した第1弾
A journey from Izumisano to Liverpool to fulfil a dream. There’s plenty more to come ❤
— Liverpool FC (@LFC) February 9, 2022
#inspiRED @takumina0116 @KODANSHA_EN pic.twitter.com/l4M5W25QAg
●プレミアリーグ2021-22特集