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ミラン優勝に向けて荒ぶるイブラ、“掌底”でチームバスのフロントガラス割る

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FWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランの2010-11シーズンぶりのセリエA優勝が近づいている。試合に向かうバスに乗っていたFWズラタン・イブラヒモビッチは、サポーターのエールを前に、フロントガラスに掌底。勢いあまってガラスにヒビを入れてしまった。

 首位を走るミランは今節にも優勝決定の可能性が浮上。まずはアタランタ戦の勝利を目指し、本拠地サンシーロに向かった。すると、ミランサポーターがチームバスを囲むハプニング。11年ぶり優勝を懸けて試合に挑む戦士たちをエールで後押しした。

 そこで、バスの運転席近くまで現れたのは、チームの大黒柱イブラヒモビッチだ。両手でサポーターを煽ると、サポーターもそれに応えて大声援を挙げる。イブラヒモビッチは思わず、フロントガラスに手をつき、右の手のひらを数度打ちつけた。すると、さすがのカンフーマスター。フロントガラスが耐えきることができず、手のひらサイズのヒビが入ってしまった。

 またしても伝説を作ったイブラヒモビッチを目の当たりにして、サポーターのボルテージも最高潮。しかし、バスを囲んで同様にフロントガラスを叩いてみるが、誰一人そのガラスに傷をつけられる者はいなかったという。

 この勢いのまま、ミランはアタランタに勝利。しかし、2位インテルも勝利を収めたため、優勝決定は最終節に持ち込まれた。最終節でミランはサッスオーロに引き分け以上となれば、優勝が決定する。


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