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「プレミア優勝はCL制覇より難しい」リバプールと対戦するサウサンプトン監督が主張

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サウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督

 サウサンプトンは17日、プレミアリーグ第37節で2位リバプールをホームに迎える。相手にとって4冠が懸かる重要な一戦を前に、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)よりもプレミアリーグで優勝する方が難しいだろうと主張した。イギリス『BBC』が伝えている。

 リバプールは14日にFAカップを制し、カラバオカップに続く2冠を達成。プレミアリーグでは首位マンチェスター・シティより1つ多い2試合を残して4ポイント差となっており、リーグ戦を終えた後にはレアル・マドリーとの欧州CL決勝を控えている。

 ハーゼンヒュットル監督はリバプールが狙う残り2つのタイトルについて、次のように持論を述べた。

「プレミアリーグを制することは、チャンピオンズリーグを制することよりも難しい」

「やはり一番難しいからこそ、いまだにみんなが最も重視するタイトルなんだと思う」

「私からすると、プレミアリーグで38試合以上、常に上位にいることは、時にチャンピオンズリーグを制覇することよりも難しい」

 その上でハーゼンヒュットル監督は「彼(リバプールのユルゲン・クロップ監督)が4つ全てを狙うのは厳しいと言ったとしても、彼は優勝するチャンスを得るべく、火曜日(17日)のこの試合に勝つため全力を尽くすと思う」とリバプールを警戒。今季シティ戦での善戦を例に挙げ、今節への意気込みを示している。

「プレミアリーグにとって、このような僅差のタイトル争いは素晴らしいこと」

「この戦いでみんな興奮しているし、私たちもこの争いに関わることになった」

「今季のマン・シティ戦(2試合)で私たちは勝ち点2を獲得し、彼らはタイトル争いの中で勝ち点4を失った。私たちはよくやった」

「リバプールとの一戦目では負けてしまった。上位チームと互角に戦えることを再び見せなければならない」

 リバプールは今節を終えた後、22日のプレミアリーグ最終節でウォルバーハンプトンとホームで対戦。28日に欧州CL優勝を懸け、レアルと激突する。

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