beacon

別れを惜しみ涙するベジェリンの心温まる映像「ベティスのファンとして育ったんだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ベティスDFエクトル・ベジェリン

 ベティスDFエクトル・ベジェリンがホーム最終戦で涙を流した。英紙『デイリースター』が報じている。

 今季、アーセナルからベティスにレンタル移籍で加入したベジェリン。ラ・リーガで23試合に出場するなど、最終節まで欧州CL権出場獲得の可能性を残したチームで充実したシーズンを過ごしている。

 そして、15日にはホーム最終戦となった第37節グラナダ戦が開催された。先発出場したベジェリンはフル出場を果たし、2-0の完封勝利に貢献。すると、試合後、ピッチ上に立ってファンの歓声を聞き、涙を流すベジェリンがとらえられた。

 以前、『ムンディアル』に「僕の父はセビリアで育ち、ベティスを応援していた。そして、僕はベティスのファンとして育った。僕のファーストキットはすべてベティスだったんだ」と明かしていた。

 さらにクラブは公式ツイッターに、試合後にベジェリンが一人でピッチ上を歩く姿を動画で公開。スタンドの観客はほとんどが帰路についたようで、まばらに。しかし、残ったファンからの呼びかけがあると、ベジェリンは手を振ったり、投げキッスをするなどして反応。その後、スパイクとソックスを脱いで裸足になってピッチ上に座り込むと、チームメイトが駆け寄って寄り添い、最後は父親とハグをかわすなど、心温まる映像となっている。

 なお、ベジェリンとアーセナルの契約は23年まで残っており、来季はどのチームのユニフォームを着用するのか注目されている。


●ラ・リーガ2021-22特集

TOP