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02年日韓W杯の公式アンセムも手掛けた映画音楽の巨匠ヴァンゲリス氏が逝去

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ギリシャの作曲家ヴァンゲリス氏が逝去

 ギリシャの作曲家ヴァンゲリス氏が17日に逝去した。享年79。同氏は映画「ブレードランナー」や「炎のランナー」などの作曲も手掛け、また2002年日韓ワールドカップの公式アンセムも作曲していた。英『ガーディアン』などが伝えている。

 ギリシャの作曲家でありシンセサイザー奏者でもあるヴァンゲリス氏は、映画「炎のランナー」で1982年にアカデミー賞作曲賞を受賞。その後も「ブレードランナー」なども担当し、映画音楽の作曲者として名を馳せた。2000年シドニーオリンピックの閉会式や、04年アテネオリンピックなど、スポーツイベントにも関わっていた。

 日本と馴染み深いところでは、映画「南極物語」の音楽を作曲したこと、そして2002年に開催された日韓ワールドカップの公式アンセムだ。日韓W杯のアンセムは同年3月にCDシングルとして発売され、6月の本大会開催までメディアで頻繁に流されていた。オリコンチャートでも総合トップ10入りを果たしている。

 英『ガーディアン』によると、ヴァンゲリス氏はフランスの病院で治療を受けており、17日に息を引き取ったという。

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