パリSGは20日、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(34)が今季限りで退団することを正式発表した。

　ディ・マリアは過去にレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドでプレーし、2015年夏にパリSGへ入団。ここまで通算294試合に出場して91ゴールを挙げ、クラブ歴代最多の111アシストを記録している。今季を含めて5度のリーグアン制覇に貢献するなど、7シーズンで計18個のタイトルをクラブにもたらした。

　パリSGは公式サイト上で「アンヘル・ディ・マリア、ありがとう」と感謝のメッセージ。ナーセル・アル・ヘライフィー会長は「アンヘル・ディ・マリアは間違いなくクラブの歴史に足跡を残した」と称え、「彼は、我々のカラーを守るために揺るぎない献身を示し、非の打ち所のないメンタリティーを持った選手として、ファンの記憶に残ることだろう。明日(21日の最終節メス戦)、パリSGの家族全員がパルク・デ・プランスで彼に会い、彼にふさわしい賛辞を送るよう呼びかけたい」と続けた。

　イギリス『デイリー・メール』など複数メディアによると、ディ・マリアの新天地はユベントスが濃厚とみられる。

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