beacon

トップ4迫るトッテナムに試練…最終節前の食中毒発生にコンテ「最後の問題」

このエントリーをはてなブックマークに追加

アントニオ・コンテ監督が食中毒問題について言及

 トッテナムアントニオ・コンテ監督が、クラブで起きた食中毒問題について言及した。

 昨年11月にヌーノ・エスピーリト・サント前監督の後任として就任したコンテ監督の下、復調するトッテナム。先日のノースロンドンダービーでアーセナルに完勝(3-0)するなど、3シーズンぶりのトップ4確保に向けて大きく前進した。最終節を前に5位アーセナルに2ポイント差、得失点差では「15」の差をつけており、ノリッジに引き分け以上で来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得が決定的となっている。

 そんな重要な一戦を控えるトッテナムだが、ここに来てピッチ外で思わぬ敵に遭遇することに。先日OBのゲーリー・リネカー氏がクラブ内で食中毒が発生していると言及しており、スカッド内にも影響が出ていたようだ。

 20日の会見に臨んだコンテ監督は、「前の試合でも3人や4人が腹痛を起こしていた。今週も数件そのようなことがあったが、我々はその状況を乗り越えた」と話し、以下に続けた。

「先週だけではなく、今週も我々がこのような状況にどうして遭遇したのかわからない。このウイルスは最後の問題だ。とても大きな功績に近づいていて、そのことだけに集中している。選手たちの状況は前の試合と同様だ」

 なおトッテナムは2005-06シーズン、最終節ウエスト・ハム戦を前に選手の間に食中毒が発生し、アーセナルに4位の座を奪われた過去がある。“ラザニア・ゲート”とも呼ばれるこの事件について問われた指揮官は、「そんな歴史を知りたくはない。その物語に深入りすることに興味はないね!」と回答している。

 また、状態が心配されるFWハリー・ケインがノリッジ戦でプレー可能かについても問われたコンテ監督は、「間違いなくプレー可能だ。ハリーはこのような試合を欠場したいとは考えていない」と起用できる可能性を示した。

●プレミアリーグ2021-22特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP