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ムバッペ契約延長の影響? パリSGは「適切なオファー」ならネイマール売却容認か

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パリSGのFWネイマール

 パリSGは、ブラジル代表FWネイマールへ対するオファーに耳を傾けるつもりのようだ。『レキップ』が伝えている。

 2017年に史上最高額となる2億2000万ユーロの移籍金でパリSGに加入したネイマール。これまで公式戦140試合以上で100ゴールを決めるなど、出場すれば確実に結果を残してきたブラジル代表FWだが、近年は度重なる負傷に悩まされている。

 これまで何度も移籍の噂が浮上してきたネイマールだが、昨年には2025年までの新契約に合意していた。パリSG側は以前に売却不可としてバルセロナのオファーなどを断っていたことが伝えられていたが、状況は変わったのかもしれない。

『レキップ』によると、レアル・マドリー移籍も噂されていたFWキリアン・ムバッペと2025年までの新契約で合意したことが、大きな要因であるようだ。以下のように伝えている。

「5年前、ナセル・アル・ケライフィ(会長)が『世界最高の選手は我々のクラブにいる』と発言した時、バルセロナからやってきたばかりのネイマールを指していた。しかし時代は移り変わり、それはパリSG会長の中でキリアン・ムバッペに取って代わった」

「少なくとも世界で最も高価な選手で有り続けるネイは、パリSG会長の信用を大きく失ってしまったのである。そのため、もし彼に興味を持つクラブがオファーしたとしても、ボーナスは要求しないだろう」

 同メディアによると、新たにスポーツディレクター就任が濃厚となっているルイス・カンポス氏は、ネイマールについて「利益よりも問題をもたらす可能性がある」と考えており、「適切なオファー」さえ届けば今夏の売却も認める方針であるという。

 なおその一方で、ネイマール側に退団の意思はないようだ。クラブと本人がどのような決断を下すのか、注目が集まっている。

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