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アンリ、ムバッペのパリSG残留に見解「金ならどこでも手に入る。彼はクラブを愛しているんだ」

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ティエリ・アンリ氏が見解

 元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は、FWキリアン・ムバッペパリSG残留を喜んだ。

 レアル・マドリー移籍が噂されていたムバッペだが、先日パリSGと新たに3年契約を締結。それを受け、UEFAチャンピオンズリーグ決勝の『CBS』の特番中継に電話出演したアンリ氏は、移籍が確実視されながらも契約を延長したムバッペについて「フランスサッカー界全体にとってどのような意味を持つのか」という質問に以下のように答えた。

「これはフランスサッカー界にとって大きなことだ。私は彼が移籍すると思っていたし、彼自身も含め、誰もが(レアル・マドリーに)行くと思っていたとはずだ。でも、考えを変えたんだと思う。昨日の夜だったと思うが、彼が何を言ったのか見ていないので、何がきっかけで気が変わったのかは分からない。何か深い議論があったのだろう。何人かの人が彼に電話しているのを見たよ。どうやら、大統領が彼に滞在を呼びかけたとき、それは狂気の沙汰だったようだ」

「これがパリSGがどこへ向かって行きたいのかを示すことになれば良いね。なぜなら、ビッグクラブでプレーしていると、そのビッグクラブから離れられないからだ。ベテランになってから放出されることがほとんどだ。まだ全盛期であれば、去ることはない。彼は、ここに残ることにした。明らかにクラブを愛している」

「人々は彼がお金や権力の面で何を手に入れるかについて話すだろう。だが、お金についてはどこに行こうとも手に入るものだ。彼はここにいたいと思ったんだよ」

「フランスでは、誰もが喜んでいたね。なぜならチームとして何よりも重要なことだったからだ。『成功したいのなら、あいつを手放してはいけないんだ。あいつを逃したら、あのような選手はすぐには出てこないし、パリ以外だったら出てくるかもしれない!』という意見だったよ。とはいえ、私たちは彼が残ってくれてよかったと思っている」

「フランスが苦労しているのは、クラブレベルだ。ヨーロッパではあまり勝ててない。2勝しかしていないね。キリアンのような選手を失うと、パリSGが優勝するのはちょっと厳しいと思う。でも、ありがたいことに彼は残ってくれたよ」

「パリSGやパリ、フランスサッカーにとって、キリアンが残ってくれたことは不可欠だったんだ」

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