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セリエA優勝まで隠していた“苦悩”と“奇跡”…イブラヒモビッチ「俺様に靭帯はない」

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FWズラタン・イブラヒモビッチが怪我に苦しんでいたことを告白

 ミランで11年ぶりのセリエA優勝に貢献したFWズラタン・イブラヒモビッチが26日、自身のインスタグラム(@iamzlatanibrahimovic)を更新。この半年間、左ひざの前十字靭帯がない状態だったことを明かした。

 ミランにスクデットをもたらし、優勝セレモニーでは葉巻を吸うという名場面を残したイブラヒモビッチ。2021-22シーズンは怪我に苦しめられながらも、それでもリーグ戦23試合8得点3アシスト、そしてUEFAチャンピオンズリーグにも4試合出場した。

 セリエA優勝という最高の形で終えた後、ミランは25日にイブラヒモビッチが左ひざの手術を行ったことを発表。離脱期間は7か月から8か月と長期にわたるものになった。

 その怪我は今シーズンを通して、イブラヒモビッチを苦しめたものだった。40歳のスウェーデン代表FWは自身のインスタグラムで知られざる苦悩を明かす。それはこの半年間、左ひざの前十字靭帯がないままでプレーしていたという衝撃的なものだった。

「この半年間、左ひざの前十字靭帯がないままプレーしていたんだ。ひざはずっと腫れていた」

「この半年間、チーム練習に加わったのは10回だけだ。半年間で20本以上の注射を打った。半年間、週に一度はひざから水を抜いていた。毎日痛み止めを飲んだ。痛みでほとんど眠れなかった。ピッチの内外で、これほど苦しんだことはなかった」

「私は不可能を可能にした。頭の中には、チームメイトと監督との約束しかなかった。イタリアのチャンピオンになるという約束だけだ」

「そして今日、私は新たな靭帯、そしてトロフィーを手に入れたんだ」

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