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柴崎フル出場のレガネスは最終節ドロー…対戦相手アルメリアが劇的1部復帰!! 後半ATまでPO行き危機も“他力”で決定

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[5.29 ラ・リーガ2部第42節 レガネス 2-2 アルメリア]

 ラ・リーガ2部は29日、最終第42節を各地で行い、MF柴崎岳所属のレガネスアルメリアと2-2で引き分けた。柴崎はボランチの一角でフル出場し、ビルドアップやミドルシュートなどで持ち味を発揮。昨季と並ぶ自身最多タイの33試合出場でシーズンを終えた。

 ラ・リーガ2部はこの日が最終節。レガネスは昇降格の可能性がない一方、対戦相手のアルメリアは自動昇格圏2位で運命のアウェーゲームに臨んだ。

 それでも試合を優勢に進めたのはレガネスだった。前半9分、FWボルハ・ガルセスのゴールで先制すると、同15分に失点したが、同42分にセットプレーからDFケネス・オメルオのヘッドで追加点。2-1でハーフタイムを迎えた。後半8分には再び失点を喫したが、昇格を争う相手に順調な試合運び。2-2のまま時間が進んでいった。

 その時、他会場ではプレーオフ圏内3位のバリャドリーが3-0でリードしており、このままではアルメリアが自動昇格圏外に転落する状況。アルメリアは終盤、リスクをかけてレガネスに猛攻を仕掛けた。ところが後半アディショナルタイム、思わぬ形で状況が変わった。首位に立っていたエイバルが土壇場で最下位アルコルコンに先制点を献上。その情報を受け取ったアルメリアサポーターはピッチ内の苦戦には目もくれず、一気に沸き立った。

 アルメリアはその後、決勝ゴールを奪えば自力で昇格を決められる状況が続いたが、ベンチではエイバルの状況を確認し、最後は時間を稼いでタイムアップ。2-2の引き分けながらも首位に立ち、2014-15シーズン以来の1部リーグ昇格を決めた。また2位のバリャドリーは1年での1部復帰。降格組エイバル、ラス・パルマス、テネリフェ、ジローナが昇格プレーオフに回ることが決まっている。

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