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ハーランドの後釜の獲得はこれから。独代表3人内定のドルトムント、CEOがさらなる補強を宣言

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ドルトムントを離れるFWアーリング・ハーランド

 ドルトムントは来季に向けてさらなる補強を目指すようだ。ハンス・ヨアヒム・バツケCEO(最高経営責任者)が『キッカー』や『シュポルト1』などドイツ複数メディアに対して明かしている。

 主力組ではエースストライカーのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがマンチェスター・シティに移籍したほか、ベルギー代表MFアクセル・ビツェルや元U-21フランス代表DFダン・アクセル・ザガドゥの退団が決定しているドルトムント。その一方、DFニクラス・ジューレ(バイエルン)やDFニコ・シュロッターベック(フライブルク)、FWカリム・アデイェミ(ザルツブルク)のドイツ代表3名やトルコ代表MFサリフ・エズジャン(ケルン)、U-21オランダ代表FWジェイデン・ブラーフ(シティのU-23チーム)らを確保している。

 だが、ドルトムントはさらなる新戦力を迎えるかもしれない。バツケCEOは今夏の補強について「50%以上は完了している」と明かしつつ、これからはハーランドの後釜の獲得に取りかかるとコメント。「もちろん、9番(センターフォワード)。そこでの解決策を見つけなければならない」と語り、「現在選択肢について検討しており、2つ3つの良いアイデアがある。優先すべきポイントは点を取る選手であることだ」とも続けた。

 同CEOはまた、17歳の“神童”FWユスファ・ムココについても言及。今季、「彼は出場機会が少なかったが、ケガも多かった」と語ると、2023年までの契約を結んでいる同選手の去就について、「彼と良好な関係を持つ」エディン・テルジッチを新監督に迎えることも影響する可能性を指摘。「ただ、最終的な決断を下すのはユスファだ。選手が契約が満了となる1年前に延長の意思を見せなければ、クラブとしては売却というオプションもある」とムココ放出の可能性を示唆した。

 なお、これまでの報道によれば、ドルトムントがハーランドの後釜として最も興味を示しているのはアヤックスのフランス人FWセバスティアン・ハーラーやシュツットガルトのオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチ、スタッド・ランスのFWユゴ・エキティケだという。この3人のうち1人がドルトムントの9番を背負うことになるのだろうか。

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