チェルシーは10日、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、元イングランド代表MFダニー・ドリンクウォーター、FWチャーリー・ムソンダ、DFジェイク・クラーク・ソルタの4選手が契約満了に伴い、退団することを発表した。

　現在26歳のクリステンセンはチェルシーの下部組織出身で2014年10月にトップチームデビュー。15年から17年まではボルシアMGでの武者修行を経験し、18年に復帰した。チェルシーでは公式戦通算161試合に出場。今季は34試合でピッチに立った。

　マンチェスター出身のドリンクウォーターは、下部組織を経て09年にトップチームに昇格。その後、期限付き移籍で数クラブを渡り歩き、12年にレスターに加入した。レスターではプレミアリーグ初優勝に貢献。17年に5年契約でチェルシーに完全移籍で加入したが、19-20シーズンからはレンタル移籍を繰り返した。

　年代別ベルギー代表の経歴を持つムソンダは今季プレミアリーグの出場は無し。クラーク・ソルタは在籍期間のほとんどを他クラブで過ごし、チェルシーでの出場は公式戦2試合にとどまっていた。

　クラブはクリステンセンに対し、「アンドレアスの過去10年間のチームの成功への貢献に感謝するとともに、彼の今後のキャリアにおける躍進を願っています」とコメント。そのほか3選手にも「ダニー、チャーリー、ジェイクの活躍に感謝するとともに、彼らの今後の活躍を願います」と言葉を送っている。

---

●プレミアリーグ2021-22特集