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ビッグクラブ注目のフランス代表クンデ、今夏ついに移籍か…セビージャGM「待つことが賢明だった」

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複数クラブが獲得に興味を持つDFジュール・クンデ

 セビージャのゼネラルマネージャーを務めるホセ・マリア・クルス・デ・アンドレス氏は、フランス代表DFジュール・クンデの引き留めが困難であることを認めた。

 昨夏からステップアップの可能性が伝えられるクンデ。一時ラ・リーガ優勝争いにも絡んだチームの中で好パフォーマンスを見せた同選手には、今夏の移籍市場でも多くのクラブが興味を持っていることが報じられている。

 中でも昨夏にも獲得に動いていたチェルシーが再びオファーを出す可能性が伝えられているが、クルス・デ・アンドレス氏は『スポーツ・ウィットネス』でクンデが移籍する可能性が高いことを認めた。

「クンデの件は(アストン・ビラに移籍した)ジエゴ・カルロスの件にとてもよく似ている。この2シーズンの夏の移籍市場で常にクンデへのオファーを受け取ってきた。彼のパフォーマンスはまだまだ上がるので、我々は拒否してきた」

「それに当時のマーケット自体も縮小傾向だったから、待つことが賢明だった。しばらく待つことでさらなる移籍金を得られると考えてきた。この選手はセビージャに敬意を持っているはずで、彼はここで幸せだ。ジュールの場合、金が問題ではない。彼はセビージャ以上に競争力のあるチームでプレーするために待っている」

 またクルス・デ・アンドレス氏は、バルセロナに移籍したDFクレマン・ラングレを例に挙げ、クンデの状況について語った。

「彼はチェルシーやバルセロナ、バイエルンといったチームが魅力的に思う選手だ。そして、彼自身ももっと競争力のあるチームでプレーしたがっている」

「数年前のラングレの件と同じだ。彼もここでハッピーだったが、数年過ごした後、バルセロナでプレーする準備ができたと感じていた。彼への最初のオファーを移籍する1年前に受け取った。彼と彼の父親はたくさんの試合でプレーするためにここに残りたいと言い、セビージャから離れるのを拒んだ」

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